出演者紹介

【演奏者紹介】


ジョンのサン


2002年、高校の同級生で結成。神谷、古賀、立石、吉川の4人組で、現在立石が育児休暇中。
私語NGあくびNG譜面無し音楽用語無しジャムセッション無し、それぞれが殴り書きのメモを取ってはひたすら曲をやり続け、無言のままに帰宅しすぐに一人一皿ずつお惣菜を作ってその写メールを残りのメンバーに一斉送信するという独自の練習を今日まで繰り返す。
ステージでは普通のテンポで4拍子の曲を演奏しながらも、お客さんとのアポイントメントをほぼキャンセルする。


http://jonnoson.web.fc2.com/
www.myspace.com/jonnoson2



このアーティストプロフィールもらった時、そして、ジョンのサンのホームページの一番上にどどーんと書かれている「すべてのホームページに捧ぐジョンのサンのホームページ」という文字。

なんだか半分も理解できないですが、でも完全に自分のつぼをぐいぐいしてくるんです。


頭の上に?が浮かぶライブ。
口を開けずに、声を出さずに、なんだか笑いたくなる感触。


そんなこと、今までになかったとは言えないけど、今までのどの感触よりも、よくわからないけど気持ちよい。気持ちよすぎて気持ち悪かった。
いや、気持ち悪すぎて(くすぐったくて)気持ちよかった。


一周どころか、何十周も回りまわって辿り着いた境地ではないかと思います。圧倒的な未完成感は。
音源も本当に最高なんですが、ライブもぜひ観て欲しいです。きっとあなたの新境地になると思います。ジョンのサンはそんなバンドです。





ゆすらご


「ゆすらごは夜の止まり木、という意味ではありません。なにしろ、チェロのf孔の向こうとこちらとで(O.S.の言う)世界はそれぞれの目の底に、これはその覗き窓。だから枕はいらないのです。おちばい!」チェロ、唄、ギタァの黒田誠二郎(ex細胞文学)と翆娘のつたないギタァと唄のユニット。
京都で同名の喫茶店もしております。


http://yokinoawai.blogspot.jp/



僕は、ゆすらごの前に黒田誠二郎を知りました。
モンカフェで大きな身体をグイっと猫背にして声を揺らして歌う姿を見たときのことは忘れられません。その日、翠娘さんとも初めてお会いしました。


黒田さんの声や発声、歌い方、僕本当に大好きで。あの独特の揺れ。発声が終わった後になんだか残る余韻。そう、余韻がすごいんです。。
それと、翠娘さんのストンと届く声もとても魅力的で。


お2人とも本当に色んな音楽を聴いてはって(それはお2人のお店、喫茶ゆるらごのBGMでもわかります)様々な音楽を昇華して、この少し不安定で、なんだか少し懐かしかったり、でも急にすっすと歩き出したりする音楽を2人で鳴らしている。そんな気がします。



この日は、喫茶ゆすらごの焼き菓子も出店してくださります。これが、本当に美味しいんですよ!
お店がオープンする前から様々なイベントに引っ張りだこでした。つい先日の3/11.12の旧グッケンハイム邸での塩屋音楽祭でも出店されていました。ぜひ、お菓子も楽しみにしていただければと思います。


あとこれはまったくの余談ですが。
翠娘さんは名前のごとく、緑色が大好きで、常に緑色の服を着てはって、お店も緑だらけなんです。僕もその影響か、毎年なんとなく自分の中に生まれる「今年の色」っていうのがあるんですが、今年は深緑になりました。街を歩いていてもついつい緑色のものに目が行ってしまうようになりました。(笑)






3月33日


野間康太(Vocal & Bass)
長田展季(Vocal & Drums)
倉光紘佑(Vocal & Guitar)


2004年夏、鳥取にて結成。
2007年から現在までは、
どこにでもありそうで、どこにもない音楽を目指して、京都・大阪を中心に活動中。


3月33日とは、ただの4月2日かも知れない。
3月33日とは、ただの架空の日付かも知れない。
でも、もしかしたら3月33日とは、
今日なのかも知れないし、昨日だったかも知れないし、
明日やってくるかも知れない。


http://sun.ap.teacup.com/san3nkn/
http://www.myspace.com/3gatsu33nichi



出逢いのきっかけはやっぱりこの素敵な名前から。3月33日。なんて素敵な名前でしょう。


3人が全員、曲ごとにメインヴォーカルを変わりばんこに務め、それがまたなんだかいいのです。


3人で丁寧に丁寧に鳴らされ、歌われる音楽。うたを中心とした、穏やかで、温かいハーモニー。
3月と4月の狭間の、なんとも言えない郷愁や、つい昔を振り返ってしまいたくなる感傷や、4月になりきれない感じもありつつ、でも、4月を迎えたささやかな幸せも感じたり。

そんな日常の機微にそっと寄り添い、色を与えてくれる、素敵な、ほんと素敵なうたと音楽です。



この「永遠」という曲でようやく3人の声が重なるんですが、こみ上げてくるものがあります。







CAVEMAN(a.k.a.村上ゴンゾ)


きっと、僕が知る以上に名古屋の重鎮なのだと思います。


電子音のイメージしかなかったゴンゾさんなのですが、2/20油野美術館でゴンゾさんの弾き語りのライブを観て、すごく衝撃的でした。

誰かに向かって歌っているのか、そうじゃないのか。ぽつりぽつりと歌う中に思わぬ鋭い言葉があったりと。なんだか、目を離すことができませんでした。少し次元の違う弾き語りでした。


今回はでも、弾き語りではなく、電子音が伝うCAVEMAN名義での出演です。




タイムテーブルをほんの少し公開しますけど、タナカさんのムービーの後に、CAVEMANのライブの予定です。なんだか、タナカさんのムービーの存在感と、余韻がこの流れでぐっと強まるんではないかなぁと思います。ただただ流すんではなくて、タナカさんのムービーとゴンゾさんの音楽、相乗効果になりそうな気がしてわくわくしてます。



今回のイベントのことを3/11の塩屋音楽祭でゴンゾさんにお話したら、「俺も出たいよぉ〜」とゴンゾさん自ら出演希望して下さり。本当に光栄でした。
ただ、タイムテーブルなども組み終わった後だっので1度は諦めかけたんですが、なんとか出演して頂ける運びとなりました。嬉しいです。







【映像作品紹介】


ジョンのサン「グルメ・リポーター入門」


「夢に向かう全ての人に捧げる、悪天候友情ロードムービー
グルメ・リポーターを目指す舟山と、調理師を目指す埴輪のマイクロフォンとフライパンが交差する。」


ジョンのサンが円盤国際映画祭2011に出展した作品です。
ものすごいシュールな世界観。つっこみどころ満載。え、これでいいの?とか何回も見てて思いました。
けど、エンディングで「パイ投げ」流れてきたところで、これでいいんだなぁと思わせられます。




タナカ「tanaka movie #1」


「第1回円盤国際映画祭出品のタナカ初監督作品「tanaka movie#1」、空想上の動物『tanaka』が少年やタヌキとおりなすコミカルアニメーション。よなご映像フェスティバル2011入選作品。」


これも、不思議な世界観ですけど、ゆるかわの空想上の動物がぴょんぴょんはねたり転んだり。いっちゃうとそれだけなんですが、エンディングの絶妙なハッピー感はきっと笑っちゃいますよ。



タナカ プロフィール


鳥取の自主レーベル tori label、minoonsoft主催。自身の音源「tanka3」やtanaK名義でのMIXCDリリース、tori label、rev-node、oz discによるユニット「TOREO」への参加、不定期イベント「torilabel night」の開催をおこなう。


http://www2.ocn.ne.jp/~toriweb/






【出店者紹介】


EGYPT RECORDS


http://egypt-rec.com/
http://blog.egypt-rec.com/



東大阪市、布施に店舗を構える、レコード屋さん。
大阪のアンダーグラウンドを中心に、良質なうたもの、サイケ、ハードコアなどジョンル問わずおもしろい作品や本、雑貨など揃ってます。ジョンのサンの「No,sir.」も取り扱ってます。


イベントの会場に出張出店しているレコ屋を物色する楽しみって、特別で格別だよなぁーと常日頃から思っていて。普段、あまり行けないレコ屋との出逢いでもあるかもしれないし、普段お店で見るより在庫も少ない分、お店がプッシュしてるものや、その時のイベントに合わせた品揃えだったり、新しい出逢いもきっとたくさんあるのではないかと思います。
今回、タイムテーブルかなりキツキツでゆっくり物色する時間は終演後が主になるかとは思いますが、早めにライブも終わりますのでゆっくりエジレコでCDも見て行ってもらえればと思います。


新しい出逢い、忘れられない出逢いが生まれればいいなぁ。






全出演者の紹介は以上です。本当に楽しみすぎるラインナップで自分でもうドキドキです。。


もしかしたらまだ追加でお知らせすることあるかもないかも!?楽しみにしていてください!